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キーワード 業界再編、中国、粗鋼生産、経済連携協定(EPA)、ミタル、アルセロール、新日鉄、ポスコ

世界の鉄鋼メーカー

1位 ミタル・アルセロール
2位 新日鉄
3位 ポスコ


概要

鉄鋼業は設備集約型産業である。生産地域は日米欧露から世界各地に拡大しており、特に最近は中国の粗鋼生産量の増加が著しい。1996年から10年間連続して世界一。
(参考:世界と日本の粗鋼生産の長期推移

業界再編

2002年9月 日本鋼管&川崎製鉄⇒JFEグループ
2002年11月 新日本製鉄&住友金属工業&神戸製鋼所、提携

2006年
・ミタルはアルセロールの50%強の株式取得に成功、ルクセンブルクとスペインの金融当局も承認。
・新日鉄とミタルの提携継続に両社トップが合意。
・ポスコと新日鉄提携拡大(アジア市場での連携)


強み
高い技術力


高張力鋼版、継目無鋼管などの高級鋼分野で技術的に高い競争力を有している。製鉄プロセスでの廃プラスチックの利用などの環境技術や省エネルギー技術も世界最高水準。

弱み
競争力の維持困難、需要と供給のミスマッチの可能性


コストが競争力を決定付ける汎用鋼分野においては、中国や韓国らに対して競争力を維持することが次第に困難になってきている。また、高炉一貫製鉄所では、需要の低迷期においても固定費確保のために生産量を維持する傾向があるため、結果として過剰生産となる可能性を有する。
また、原材料の大部分を海外からの輸入に依存しているため、調達が困難となった場合、製造コストや生産体制に大きな影響が出る可能性がある。


展望

世界の鋼材需要を粗鋼換算ベースでみると、1997年から2003年の6年間で7億トンから8億6000万トンへ増加しており、今後も中国を中心とするアジア地域の増加が見込まれる。

国際競争力を維持するためには、業界再編など需要に見合った強靭な生産体制の構築、技術開発・設備投資などによる商品の高付加価値化などの取り組みが必要となる。

グローバル戦略

鉄鋼貿易は、世界的に最も貿易制限措置の多い分野のひとつである。タイの熱延鋼材にかかるアンチダンピング措置など、依然として根強く残っている保護主義的措置が改善されるよう、適切な働きかけが必要となる。

また、経済連携協定(EPA)は、現地日系投資企業などの競争力を強化するために重要な役割を果たすだろう。
既にEPA関連国メキシコ、マレーシア、フィリピン、タイに加え、今後ASEAN諸国などと、将来的にアジア全体を自由で円滑なビジネス市場とすることを目標に意義のアル経済連携を実現することが、鉄鋼貿易の発展にとって重要である。

参考:鉄鋼業の中国展開における現状と課題(pdf)日本政策銀行



参考リンク:
JISF 社団法人 日本鉄鋼連盟
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