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世界のガラス関連企業(データ05年)

1.サンゴパン (仏)
2.旭硝子 
3.PPG (米)
4.ピルキントン (英)
5.日本板硝子 
6.セントラル硝子

買収・業界再編

日本板硝子、英ピルキントン買収額4500億円

日本板硝子は板ガラス世界六位で、買収が実現すれば旭硝子と並び世界シェアの約15%を握る最大手グループに浮上する。

概況

溶融窯の規模が大きいほど製造コストが下がる傾向にある典型的な装置産業である。資金力の豊富な企業を中心に事業が展開されている。
旭硝子は特に、世界的な市場展開をしており、板ガラス市場において世界最大のシェアを占めている。

機能性ガラス

液晶ディスプレイ(LCD)プラズマ・ディスプレイ・パネル(PDP)に用いられるディスプレイ用基盤ガラス、パソコンやサーバーなどに内蔵される磁気ディスク用基盤ガラス、集積回路や液晶ディスプレイの製造に用いられるフォトマスク用基盤ガラスなどがあり、板ガラスのほか、電気ガラス、光学ガラスなどのガラス製造業に属する企業が、これまでの技術力を活かし、パネルメーカーなどの供給先から要求される素材の機能・特性を達成する擦り合わせ型の開発・製造を行っている。


強み
世界水準の技術力


板ガラス分野においては、技術力、品質管理能力の面では世界最高水準にあり、世界で大きなシェアを有している。薄板ガラスなどの高付加価値製品の分野では特に高い競争力を有している。
機能性ガラスにおいても、高い技術力・ノウハウに支えられており、圧倒的な技術的優位性を保持している。

リスクファクター

熱源である、重油や主原料の珪砂やソーダ灰などの輸入に依存しているためコストは総じて高く、国内メーカーの利益率は海外メーカーに比較して低い
また、石油を始めとする原燃料価格や海上運送費の高騰を受けて、国内メーカーは建築用板ガラスについて5~10%の値上げを発表した。


展望

板ガラス市場では、建設需要の低迷によって低調に推移しているが、付加価値の高い複層ガラスや防犯ガラスなどの高機能ガラスについては、需要の伸びが見込まれている。

機能性ガラスのうち、ディスプレイ関連については、ブラウン管(CRT)用ガラスからLCDやPDPへの移行が急速に進んでおり、東南アジア諸国でも、ディスプレイ用基盤ガラスの需要は拡大していくものを見られている。
ブラウン管(CRT)用ガラスの国内生産は縮小させ、海外生産に切り替えている。主要な製造工程については従来通り国内で行われているものの、家電産業の海外進出を背景に、加工部門を中心として、韓国や台湾へ工場を移転する動きも見られる。

市場ニーズを先取りした高機能・高付加価値製品の提供を勧めるとともに、さらに高いレベルでの研究開発や生産技術力の確保が必要であり、優位性を確保していくことが期待されている。



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