deepmarket

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

日本の化合繊維産業

1.帝人 3401
2.東レ 3402
3.東洋紡績 3101
4.カネボウ(上場廃止)
5.ユニチカ 3103
6.クラレ 3405
7.旭化成 3407
8.三菱レイヨン 3404

特徴

繊維産業、繊維製造業は雇用者47万人で製造業全体の約6%、付加価値額2.5兆円で製造業全体の約2.6%と今もって一大産業である。
域内製造業割合としては、石川・福井で13.8%、大阪南部で16.2%、岡山で6.3%など産地性が高く、これらの地域では地域経済で大きな影響力を有している。
日本の繊維市場では、中国からの輸入品が大きな位置を占めているが、数量ベースに比べ金額ベースの輸入浸透率は大幅に低い。金額では、約50%が国内の生産品を占めている。

問題点

衣料用途の場合、通常小売段階と製造段階が分断されているため、小売のユーザーニーズに関する情報が製造段階に伝わらず、返品などの商慣行を背景に精緻な売上情報に基づいて製造への発注がなされることもない。
このため、他産業で通常行われているレベルの在庫管理などの生産管理や、企画・開発を行うことが困難となっている。在庫がコストと意識されないなどの問題がある。

展望

日本の背に産業の有する技術力、デザイン力は世界有数であり、生産や流通のロスを大幅に削減しつつ、技術・デザインなどを活用したコストパフォーマンスの良い商品を開発・生産・販売する構造となれば、国際競争力を持つ発揮できる大きな可能性がある。
業界の構造改革が必須。

グローバル戦略

2004年末の繊維協定失効に伴う繊維貿易の自由化に伴い、中国・インドなどの繊維強国の欧米への輸出が増加傾向にある。
中国の有望視。日本の繊維産業が得意とする高付加価値製品への需要拡大が見込まれる。また、米国では環境に配慮した繊維製品が高く評価される傾向にある。
また、中国一極集中にはリスクもあるため、ASEAN諸国などにも生産拠点を置くなど、リスクの分散を図る必要があると考えられる。


○225組入れ銘柄
繊維業
東洋紡、ユニチカ、日清紡、帝人、東レ、三菱レイヨン、クラレ、日東紡績、三井化学

スポンサーサイト
世界の紙・パルプ産業

1.ストラ・エンソ (フィンランド、スウェーデン)
2.インターナショナル・ペーパー (米)
3.UPMキュンメネ (フィンランド)
4.SCA (スウェーデン)
5.ジョージア・パシフィック (米)
6.ウェアーハウザー (米)
7.王子製紙 3861
8.日本製紙グループ本社 3893

生産規模

03年における生産規模は、紙、板紙合計で3046万トン、米国は8022万トン、中国は4166万トンと世界第三位の生産規模を有する。

シェアと産業再編

1990年代に全110社中上位10位の紙・板紙生産シェアは54.6%であったのに対し、01年にはこれが5グループに集約化され、03年には全70社中5グループの清算シェアは76.8%となって、集約・再編が進展した。

06年、王子製紙が業界6位の北越製紙に対して敵対的買収を仕掛けたが、地元銀行などの株主への協力申請や、日本製紙との提携により阻止された。
・王子製紙
93年に神崎製紙、96年に本州製紙と合併

参考:王子製紙が北越製紙に対して敵対的買収(ソフトバンク ビジネス+IT)


強み
品質の高さ


国内製品は製品の品質が高く、短期間での納入やクレーム処理にもきめ細かい対応をしている。

弱み
過剰生産


生産設備が、海外企業と比較して小規模で古く、近年は生産能力の過剰状態が続いており、生産効率が低下してきている。


欧米企業の売上高営業利益率を比較すると、日本の大手企業7社の平均は、02年度は4.6%、03年度は5.7%である一方、海外大手3社の平均は02年6.0%、03年は6.5%であるなど、日本企業の収益性は改善されているものの依然低い水準となっている。
コスト面では製品規格が多く、切り替えロスなどにより生産効率が低下しており、また、海外および国内他産業と比較しても物流コストが高い水準にある。

展望

北米・欧州市場は日本と同様成熟化してきているが、アジア市場が急激に拡大してきている。
アジアの需要は1990年の6181万トンから03年には1億2117万トンまで増加しており、中国、ASEANの需要は、ここ10年間に年率10%近い伸びを記録してる。

今後欧米のアジアへの進出が加速すると見込まれており、一方反用品については、国内市場においてもアジア企業との競争が高まりつつある。

物流コストの低減、小規模で老朽化した設備の更新、国内生産体制の再構築、市場ニーズに応じた高付加価値品の開発が重要な課題となっている。


○225組入れ銘柄
紙・パルプ産業
王子製、三菱紙、北越紙、日本製紙


上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。