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◇キーワード:幅広い事業者構成、石油・天然ガスプラント、インフラ需要、日揮、千代田化工、東洋エンジニアリング



世界のエンジニアリング産業

1.KELLOG BROWN & ROOT(米)
2.BECHTEL(米)
3.TECHNIP-COFLEXIP(仏)
4.FLUOR CORP(米)
5.AMEC PLC(英)
6.日揮(日)
7.SNAMPROGETTI(伊)
8.Foster WHEELER LTD(米)
9.千代田化工建設(日)
10.東洋エンジニアリング(日)

概要

プラント・エンジニアリング産業は、多数の部品、装置などをシステムとして構築し供給する産業であり、社会インフラの整備及び各種産業設備の供給を通じて、国の経済社会活動の根幹を担う基盤的産業である。

事業の性格上、製造、資金調達、運営など多様な機能を統合することが求められることから、幅広い業態の事業者から構成されている。
主要な構成事業者は、専業エンジニアリング事業者、製造企業系列エンジニアリング事業者のほか、重電、重機、重工、電機、鉄道車両、化学、鉄鋼、情報通信、生活・環境などの分野の各プラントメーカー、機器製造事業者、そして商社が挙げられる。

プラント・エンジニアリング市場は、原油価格の高止まりによる産油国の好調な財政事情や中国をはじめとしたアジア諸国の経済成長に伴う旺盛な設備投資意欲に支えられ、大幅に拡大している。
これに伴い各事業者の業績も改善してきており、海外市場に展開するエンジニアリング企業上位10社に3社が入っている。


強み

高度な製造業の集積と、運営のノウハウ、環境性能・品質・安全性
分野別では、LNGプラント、電力システム、橋梁など歴史的に国内需要がある分野で国際競争力を有している。

弱み

小規模に分散した業界構造から、運営ノウハウが利用者側にとどまり業界全体の競争力につながっていないことなどによって上記の強みを十分に反映できていない。


展望

原油価格の高騰や天然ガスの需要拡大を背景とした、石油・天然ガスプラント需要、アジアを中心とする発展途上国でのインフラ需要の好調など、世界市場の活況は当面継続すると思われる。
一方で、活発な事業再編を進めてきた欧米と低価格を強みとする韓国・中国などが競争力を増しており、これからも激しい競争が続いていくことだろう。

課題

当該産業が厳しい国際競争環境の中で今後発展していくためには、案件発掘、事業可能性調査(F/S)、基本設計などの上流の業務について、各企業レベルにおける法務・金融・コンサルティング能力の強化とトップセールスなどの政策的支援を組み合わせた受注の増加、及び運営・保守などの下流の業務への展開による事業形態の深化と事業分野の拡大が必要となる。

グローバル戦略

これまで日本企業が市場シェアを有してきた東南アジアなどの地域においても、業界再編を経て競争力を強化した欧米企業や、価格競争力を武器とする中国・韓国などの企業が進出し、競争が激しくなる傾向にある。
この中で、引き続き市場シェアを確保していくためには、現地企業の育成・活用や事業の運営・保守への進出を図るとともに、トップセールスの実施など官民一体となった取り組みも必要となる。

参考:世界におけるプラント・エンジニアリング産業の概況(pdf)(METI プラント・エンジニアリング産業懇談会)




225組み入れ銘柄

日揮(1963)、千代田化工建設(6366)

○関連企業
日立プラントシステム株式会社、三井造船、旭化成、石川島プラントエンジニアリング株式会社

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