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キーワード:中小企業性、地場産業、ライフスタイルの変化、安価な輸入品、家具、陶磁器製品、キッチン、タカラスタンダード、コクヨ、トステム

主要企業(売り上げ順位)

・台所用品産業


1.タカラスタンダーゾ
2.クリナップ
3.サンウェーブ工業

・オフィス家具産業

1.コクヨ
2.岡村製作所
3.内田洋行

・陶磁器産業

1.INAXトステムホールディングス
2.東陶機器
3.ノリタケカンパニーリミテッド


概要

日用品産業は、日常生活で必要な身の回りの様々な製品を製造、供給する産業であり、家具、陶磁器製品、ガス・石油危機、キッチン、玩具など多岐にわたる。また、日用品産業の特徴としては、一般に中小企業性が高く、また木製家具、陶磁器、漆器などに見られるように、特定地域に企業が集積して産地を形成し、地場産業として地域経済において重要な位置づけにあるものも見られる。

近年、内需の低迷やライフスタイル・消費者の購買意識の変化に加え、中国などからの安価な輸入品の増大、海外ブランドのOEM生産の受注減少などによって、出荷額は多くの業種において減少傾向にある。また、安価な輸入品に対抗し、競争力を確保するために、人件費が安い中国、台湾などのアジア諸国への工場進出や委託生産などを行うところが増加している。

大手企業は、国内や欧米諸国向けに加えて、アジア諸国向け現地生産を行う企業も出始めている。


強み
消費者ニーズ


消費者ニーズを迅速かつ的確につかみ、技術開発及び商品化している分野において強みがある。

弱み
特色、差別化


木製家具、陶磁器、金属用食器などは地場産業として地域の重要な産業であると同時に、雇用の担い手でもある企業が多いが、技術面での差別化の余地が小さい分野であり、デザイン面などで十分な特色を有していないなど製品の差別化ができていないところも多い。


展望

日用品の多くは、ライフスタイルの変化や他の産業の動向によって需要や市場の展望が大きく左右される。
家具製品は、安価なアジア製品の流入による低価格化から総じて地場産業にとっては厳しい状況が続いている。

課題

いかに市場ニーズを先取りした高機能、高付加価値製品の提供を勧めるかが課題であり、ユニバーサルデザインによるユーザビリティ、わかりやすさ、使い心地のよさなどの実現や良質なデザインは輸入品との差別化を図るための重要な鍵となっている。

また、省エネや3R(リデュース、リユース、リサイクル)による資源の使用の抑制と環境負荷の低減に配慮した製品の需要拡大が期待される中、対応製品の開発も重要となっている。

産地問屋、産地卸を経由しての取引が多い地場産業にとっては、直販などにより消費者ニーズのくみ上げを企業自ら行い、商品開発能力を高めることが課題となる。最近ではブランドの有用性に着目し、海外ブランドの確立によって新市場を開拓する動きも見られる。

一方で、海外からの模倣品被害にあいやすく、その対策に取り組んでいるところもあるが、企業の努力だけでは限界があることから、官民一体となった取り組みも必要となってくるだろう。

東アジア戦略

市場の成長が見込まれる中国やベトナムにおいて、衛生陶器やシステムキッチンなど住宅設備機材の大きな需要の取り込みを目的に生産拠点が拡大されつつある。このような現状で、日本からの有力進出企業にとっては、現地企業とは異なる価格帯をターゲットに良質な製品・アフターケアによるブランドイメージの構築による差別化戦略が今後ますます重要となっている。


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