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キーワード:金型、素形材、生産拠点の移転、自動車産業、原材料高騰

特徴(金型)

・金型とは、部品の製造高低において、鉄鋼やプラスチックなどの素材を特定の形状に加工するために使用される基本的生産財のこと。

用途は、自動車ボディ、電気・電子部品用などの金属プレス用金型や電気・電子機器ボディ用などのプラスティック成型用金型が多い。

金型産業は自動車産業、電気・電子産業、機械産業などの日本の製造業の基盤となっている。

生産拠点の海外移転東アジアにおける金型産業の台頭により業績は悪化傾向にあったが、2004年以降は、自動車産業の好調もあって若干回復基調にある。


特徴(素形材)

素形材製品は、金属などの素材を熱や力で形成加工して製造されるもの。

製品としては銑鉄鋳物、鍛鋼品、可鍛鋳鉄、精密鋳造、ダイカスト、非鉄金属鋳物。粉末冶金及び、金属プレス製品である。

自動車産業、産業機械産業、電気・電子産業などの組立産業に様々な機械部品を提供しており、日本にとって重要な役割を担う。

素形材製品産業の出荷額は、バブル以後のデフレ・景気後退、生産拠点の海外移転により低調に推移してきたが、03年以降は、製造業全般の設備投資増加や自動車産業の生産増に伴って、好調さを取り戻しつつある。

しかし、03年末より、鋼材、コークス等の原材料高騰のため、収益を圧迫されている企業も少なくない。


強み
国際競争力の高さ>


・熟練技能を有する人材の活躍により、製品の表面品質を左右する磨きの技術、メンテナンスのしやすさや耐久性の高い金型を作成するための設計技術の高さがある。

用途:自動車用ボディプレスなどの大型・高精度金型、半導体リードフレーム用などの超精密金型、自動車用インストルメントパネル用などの複雑形状金型、同一製品を一度に多数製造することができる高精度金型などの分野は国際競争力が高くなっている。


弱み
コスト面の不利


・金型産業の大半は中小企業であるため、経営資源が不十分な企業も多く、下請性が強い。

また、日用雑貨品用などの単純な金型、開発要素の少ない金型などの分野においては、東アジア諸国の金型企業に比較して、賃金などのコスト面で不利さを強いられている。

・素形材産業においても、中小企業が多く、下請受注取引が多く、経営基盤が弱い。


展望

国内市場は、生産拠点の海外移転により低迷していたが、03年あたりから、デジタル家電などの高付加価値製品の需要拡大などにより、ユーザー産業の国内生産拠点の新設・拡充が進展しており、下振れに歯止めがかかる模様。

高強度・軽量材料の使用による部品の軽量化、リサイクル材料の使用などのニーズの返還い対応した新材料使用製品の新規需要が拡大してきている。

ポイント:単純な金型はアジア諸国の台頭により弱体しているが、高強度・軽量材料の需要拡大により、業界の維持が図られている。


参考:金型産業リンク
社団法人 日本金型工業会
金型産業情報

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